ファイナンシャルプランナーへの相談は意味がない?注意点を考えてみた

「FPへ相談に行こうか迷っているけど、相談しても意味あるの?」と悩んでいる方はいませんか?

「FPに相談に行ったけど何の意味もなかった」と聞いたことがある人は多いかと思います。

FPに相談する際は、ちょっとしたコツが必要です。

しかし、コツさえ掴めば、今後のお金の不安が一気になくなるような相談ができます。

FPへの相談を有意義なものにしたい方はぜひ参考にしてみてください。

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本記事を読んで分かること

・FPに相談しても意味がない理由

・FPに相談しても意味がない人の特徴

・FPに相談したほうがいい時とは

・FPに相談するメリット・デメリット

・FPへの相談時の注意点

目次

FPに相談しても意味がない理由

FPに相談しても意味がない理由について解説します。

FPに相談しても意味がない理由まとめ

・FPに専門的な知識が少なく、情報が古い

・FPにも得意・不得意の分野がある

・特定の保険商品を売りつけられる恐れがある

FPに専門的な知識が少なく、情報が古い

FPはお金についての幅広い知識を持っており、「お金の専門家」とも呼ばれています。

しかし、投資では証券アナリスト、税金関係では税務士など、一つの分野に特化している訳ではないため、知識としては「広く浅く」となってしまいます。

また、FPの資格は一度取得してしまえば、更新などの手続きは必要ありません。

そのため、法改正などで制度が変わっても、古い知識のまま相談にのるFPにあたる可能性があります。

FPにも得意・不得意な分野がある

先ほども解説したように、FPはお金全体の知識はありますが、特化はしていません。

学ぶ範囲が広いからこそ、得意な分野・不得意な分野があります。

FP試験では大きく分けて以下の6つの項目について試験があります。

FP試験で学ぶ項目
  • ライフプランニングと資金計画
  • リスクマネジメント
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業継承
そがし

私もFP3級を取得しましたが、相続・事業継承の勉強に苦戦しました。

特定の商品を売りつけられる恐れがある

FPの中には、銀行や保険会社と契約して、特定の商品を販売してくる人もいます。

この場合は、紹介料として売上の何%がFPに報酬として支払われるようになっています。

FPも仕事として売上を出さなければいけないので、仕方がありません。

しかし、自分にとって必要かどうかは見極める必要があるため、複数のFPの話をきくことがおすすめです。

FPに相談しても意味がない人の特徴

FPに相談しても意味がない人の特徴を解説します。

FPに相談しても意味がない人の特徴まとめ

・最低限のお金の知識がない人

・家計やライフプランに考えがない人

・相談内容を家族と話し合っていない人

・すでに家計管理や資産形成ができている人

最低限のお金の知識がない人

お金について相談するとき、FPの助言は非常に重要です。

しかし、最低限のお金の知識がなく専門用語などわからない人は、FPの助言を正しく理解できない場合があります。

FPへの相談は時間制限がある場合がほとんどのため、専門用語の解説を聞いていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

そのため、相談に行く前には最低限の知識をつけておくことがおすすめです。

そがし

私はFP3級を取得することで、最低限の知識を身につけました

家計やライフプランに考えがない人

家計やライフプランに考えがない人も、FPへの相談はおすすめしません。

なぜならFPは、あなたが「いつ家を買うか」「子どもは何人欲しいか」などのライフプランによって相談にのるからです。

何も考えなしで相談にいっても、FPも困ってしまいます。

FPに相談しに行く前には、自分の人生について深く考えておくことが重要です。

相談内容を家族と話し合っていない人

家族と相談する前にFPに相談してしまっても、意味がない場合がほとんどです。

なぜなら、家族の同意なしにライフプランを決めることは不可能だからです。

家族はもっとも身近な存在で、一緒にお金のことを考えなければならない人生のパートナーとなります。

そのため、FPよりも先に、家族とこれからの人生について話し合うことがおすすめです。

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すでに家計管理や資産形成ができている人

すでに家計管理や資産形成ができている人にとっては、FPへの相談はあまり意味がないかもしれません。

なぜなら、資産形成ができている場合、家計で見直しする箇所がなく、FPの助言の余地がないことがあるからです。

FPはあくまで助言程度の回答しか返ってこないかもしれません。

しかし、法律の改正や、投資先のブームは変わることがあるため、助言を貰いたい場合は、FPへの相談を検討してもいいかもしれません。

FPに相談したほうがいい時とは

FPに相談したほうがいい時はどんな時か解説します。

FPに相談してほうがいい時とは

・将来のお金が不安なとき

・ライフプランを設計したいとき

・保険や税金で分からないことがあるとき

将来のお金が不安なとき

FPはお金の専門家のため、将来のお金が不安なときに相談することがおすすめです。

近年の物価高上昇や老後2,000万円問題など、将来のお金が不安だという方も多いでしょう。

先行きが不透明だからこそ、FPに相談し、自分のライフプランだと一体いくら必要なのかを具体的な数字で知ることができます。

具体的な数字を把握できるからこそ、将来への漠然とした不安がなくなるでしょう。

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そがし

具体的な数字で把握することは非常に重要です!!

ライフプランを設計したいとき

自分のライフプランがしっかりとあり、お金の相談がしたい方は、FPへの相談がおすすめです。

結婚や住宅の購入など人生の節目や目標に向けて、必要なお金や資産運用などの助言をもらうことができます。

将来の目標を立てるのは自分ですが、目標に向けてのお金のやりくりなどのFPの助言は大いに役に立つでしょう。

FPに相談しても今すぐに資産が増えるわけではないため、FPへの相談を迷っている方は早めに相談することがおすすめです。

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保険や相続で分からないことがあるとき

保険や相続で分からないことがあるときも、FPへの相談がおすすめです。

FPに相談することで、自分に最適の保険や相続するときにかかる費用などの助言をしてくれます。

FPはさまざまな家庭の相談にのっているため、豊富な経験の中から自分の状況にぴったりの助言をしてくれるはずです。

他の家庭を参考にするという意味で、FPに相談してみてもいいかもしれません。

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FPに相談するメリット

FPに相談するメリットを解説します。

FPに相談するメリットまとめ

・お金の専門家から知識を得られる

・第3者からの客観的なアドバイスがもらえる

・将来のお金の不安がなくなる

お金の専門家から知識を得られる

FPに相談することで、お金の専門家から知識を得ることができます。

自分自身でも調べて知識をつけることはできますが、情報源がネットだと誤った知識がついてしまうかもしれません。

また、自分でFP試験を受けようと思っても、それなりに時間がかかってしまいます。

そのため、時間をかけずに正しいお金の知識を得たい方にFPへの相談はおすすめです。

第3者からの客観的なアドバイスがもらえる

FPに相談することで、豊富なお金の知識から客観的な視点で助言をもらうことができます。

家族との話合いで決着がつかなかったときなど、第3者の目線での意見を聞ことにより、冷静な判断ができるようになります。

また、自分自身の知識だけでは気づかなかったことや知らなかった情報を得ることもあるため、冷静になりたいときはFPに相談するのがおすすめです。

そがし

お金のことだと、友達でも話しづらいですよね

はなじ将来のお金の不安がなくなる

FPに相談することで、将来の不安をなくすことができます。

相談の際に、FPにキャッシュフロー表を作ってもらうことで、将来の大体の資産額を把握することができます。

キャッシュフロー表とは、ライフイベントと現在の収支を参考に、将来の収支状況と貯蓄残高の予想をまとめた表のこと

具体的な数字で将来のライフプランを立てることで、将来の不安もなくなるでしょう。

FPに相談するデメリット

FPに相談するデメリットを解説します。

FPに相談するデメリットまとめ

・お金がかかる

・FPとの相性がある

お金がかかる

FPへの相談にはお金がかかってしまいます。

無料相談をしているところもありますが、時間制限があり聞きたいこと全てを聞くことは難しいです。

そのため、細かく相談をしたい方は費用が発生します。

しかし、FPに相談をすることで家計を見直すようになるため、長い目で見れば値段以上の価値があるはずです。

FPとの相性がある

FPも人間のため、自分に合う合わないなどの相性があります。

FPには自分の人生を相談することになるため、相性がいい人にお願いした方がより深く相談できます。

そのため、なるべく相性がいい人や、相性が悪くないFPに相談するようにしましょう。

また、FPの中には強引に商品を売りつけてきたりする人もいるため見極めが必要です。

そがし

FPも1人の人間だと忘れないようにしましょう

FPへの相談時の注意点

FPへの相談時の注意点を解説します。

FPへの相談を意味あるものにする準備まとめ

・最低限のお金の知識を身につける

・ライフプランをしっかりと考える

・FPも仕事なんだと理解する

・複数のFPに相談する

最低限のお金の知識を身につける

FPの助言を正しく理解できるように、必要最低限のお金の知識を身につけておきましょう。

時間に限りのあるFPへの相談は、どれだけ効率的に話ができるかが勝負です。

そのため、自分の相談したい内容に関係する用語などは調べてから相談に行くことをおすすめします。

「自分の知識としてFP3級を受けてみたい!」という方は、コチラの記事を参考にしてみてください。

ライフプランをしっかりと考える

FPへの相談の前には、必ず自分でライフプランを考えてみましょう。

細かいお金の話は、FPにお任せすればいいのですが、自分の人生の選択は自分でしなければいけません。

FPへの相談を意味あるもにするためにも、相談前にはどういう人生を歩んでいきたいか考えてみてください。

ご家族がいる方は、皆さんでよく話合うことも重要です。

そがし

ライフプランを決めておくことで、スムーズに相談することができます

FPも仕事なんだと理解する

FPもお仕事で皆さんの相談にのっています。

そのため、お金を稼ぐためにも特定の商品をおすすめされることもあるかもしれません。

その際に「儲けようと自分に都合がいい商品を売りつけてきた」と思ってしまうと、相談する気がなくなってしまいますよね。

しかし、FPも仕事なんだと理解して相談にいけば、冷静に相談が続けられるでしょう。

複数のFPに相談をする

FPに相談するときは、1人ではなく複数のFPに相談することがおすすめです。

なぜならFP1人だけの相談だと、相性が合わなかったり、特定の商品を無理やり購入させようとする悪徳FPにカモにされたりするからです。

FPは無料相談会というものも開いているため、相性を見るためにも参加することがおすすめです。

複数のFPの無料相談にいき、相性が良かった人に有料相談をすることで、相談の時間やお金が無駄になることを防ぐことができます。

FPに相談し、お金の不安をなくそう

今回はFPへの相談は意味があるのか解説しました。

結論、FPに相談することは大いにあります。

FPに相談するメリット

・お金の専門家から知識を得られる

・第3者からの客観的なアドバイスがもらえる

・将来のお金の不安がなくなる

まずは無料で相談にいき、本格的に将来の相談をしたいと思った場合のみ、お金をかけて相談しましょう。

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